ストーブの選び方

ストーブのタイプと選び方

ストーブには同じ暖房能力といっても色々なタイプがあります。お部屋の広さや個人の好みに合わせたストーブを選びましょう。

各ストーブの特徴

反射式

他のストーブに比べて部屋の空気を対流させる力が弱いので、広いお部屋にはあまり適さないストーブです。小さめのお部屋で壁際に設置したい場合はこちらのストーブがおすすめです。

また、ファンヒータなどと比べて電源が必要ないので、非常用のストーブとしては有効です。

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反射式ストーブ

輻射熱でお部屋を暖めます 反射式ストーブは燃焼部分の奥に反射板が設置されており、ストーブ正面が集中的に暖かくなるストーブです。対流式ストーブは空気の対流でお部屋 ...

ファンヒータ

小さめのお部屋から、ある程度の大きさのお部屋(20畳程度)まで対応できるストーブです。温風がでるので、すぐにお部屋を暖めることが出来ます。

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石油ファンヒーター

灯油をもやして、その燃やした熱をファンで送ることからファンヒーターと呼ばれています。煙突も必要なく、身近で手軽に使えるストーブです。 身近で手軽に使えるストーブ ...

対流式

ファンヒータと同じく、ある程度の大きさのお部屋(20畳程度)まで対応できるストーブです。なるべく、お部屋の中心において使うと効率よく暖めることが出来ます。

反射式ストーブと同じく電源が必要ないので、非常用のストーブとしては有効です。

対流式ストーブ

石油ストーブの中で、一番シンプルなタイプです。 学校や施設などで見かけた事がある人も多いのではないでしょうか? 効率よく部屋全体を温めます この対流式ストーブは ...

FFストーブ

また、気密性が高いお部屋に設置する場合はFFストーブにしましょう。他のストーブだと燃焼した排気ガスが室内に排出されるため、気密性の高いお部屋だと有害ガスが籠ってしまい危険だからです。また灯油を燃やした分だけ湿気がでるのでカビが生えやすいといったリスクもあります。

最近ではアパート・マンションなどの賃貸物件ではFFストーブでなければいけないといった事が多いようです。

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FF式ストーブ

FFとは「Forced Draft Balanced Flue」の略字で、煙突によって外から燃焼に必要な空気を吸い込み、燃焼後の排気ガスを外へと出すトーブのこと ...

床暖房付きストーブ

FF式ストーブの中には床暖房機能が付いたストーブもあります。一度床暖房を味わったらなかなか離れられませんよね。そんな方は床暖房を最優先にストーブを選んでください。

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床暖房付きストーブ

床暖房付きストーブとは 石油ストーブには床暖房機能が付いたストーブも存在します。ソフトパネルと呼ばれるマットをストーブに接続して不凍液を循環させる方式です。 ス ...

温風式ストーブ

お部屋をいち早く暖めたい方にとっては温風のストーブがおすすめです。ファンによって暖かい空気を部屋の奥まで届けてくれます。ファンヒータがそうですし、FF式ストーブにも部屋の大きさに合わせて色々なタイプが販売されています。特に20畳以上のお部屋の場合は温風ストーブでなければ、部屋全体を暖めることが出来ないかもしれませんね。

ただ、人によっては風が直接当たるのが苦手といった方もいるかもしれません。そういった方は他のストーブとサーキュレータを併用して使うのがいいですね。

ブルーバーナー・ブルーヒータ

コロナではニューブルーバーナー、ダイニチではブルーヒーターと呼ばれているストーブです。火力が強く、煙突がなくて簡単に移動が出来ます。広いお部屋に手軽に設置できるストーブですね。

広い部屋だけど、煙突の穴が無い、空けられないといった場合にはこちらのストーブがおすすめです。

こんな所にも注意を

FFストーブを選ぶかたは特に注意してほしいのが灯油をどうやって補充するかです。お部屋に灯油コックがついていれば安心なのですが、無い場合は室内用の灯油タンクを用意するか、カートリッジタイプの灯油タンクを内蔵した機種を選ぶようにしましょう。

ストーブの選びかたは?

まずはFF式かそうでないか

まずは、FFストーブかそうでないかと選びましょう。お部屋によってはFFストーブでなければダメといった所もありますし、または壁に穴を空けれないといった場合もあるので要確認です。

温風タイプ? 輻射・反射タイプ?

お部屋をすぐにあたためたいのなら温風タイプ、逆に温風が苦手な方は輻射タイプか反射タイプを選びましょう。

お部屋の広さは?

17,8畳くらいまでは選択肢がたくさんありますが、それを超えるとFF式ストーブの温風タイプか、ブルーバーナーになってしまいます。

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