石油ストーブ

対流式ストーブ

石油ストーブの中で、一番シンプルなタイプです。

学校や施設などで見かけた事がある人も多いのではないでしょうか?

効率よく部屋全体を温めます

この対流式ストーブはストーブの中心に火が燃える部分があって、ストーブの周りすべてに熱が伝わるようになっています。

特徴

  • 対流によって効率よく部屋全体を温めます。

熱くなった空気が上昇することによって対流が起き、さらに対流によって暖かさが運ばれていきます。

対流式ストーブはこの対流を発生させる効果が高く、部屋の真ん中に置くと部屋全体を温めることが出来るストーブです。

対流式ストーブのおすすめポイント

ポイント

  • 効率がよい対流によって比較的早く部屋が暖まります
  • ストーブの上に鍋や、やかんを載せることが出来ます
  • 構造がシンプルで故障が少ないです

ストーブの上にやかんや鍋を載せることが出来るので、お湯を沸かしたり料理をすることも出来ていいですね。

また故障が少ないので、長く使えるストーブになっています。

最近ではオシャレなデザインの対流式ストーブも販売されていて、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのもポイントです。

お手入れの仕方

ポイント

  • 何年かに一度は芯の交換が必要です

対流式ストーブは灯油が染み込んで火が着く”芯”がどうしても消耗してしまいます。

火力が上がらなくなってきた、火が偏って燃えていると感じたら芯の交換が必要です。

ポイント

  • 点火ヒーターも定期的に交換を

芯とともにお手入れが必要なのが、点火する時に赤くなる点火ヒーターです。

芯交換の時などに定期的に交換するようにしましょう。

また同時に点火ヒーターに電気を送る電池ボックスも点検するといいと思います。

電池を入れっぱなしにすると接触が悪くなり、点火ヒータが熱くならないことがあるので注意です。

使用上の注意

使いはじめの注意!

注意ポイント

  • 一番最初に使い始める時は、灯油をいれて少し時間をおいてから火を着けるようにしましょう。

芯に十分灯油がしみこまないうちに火をつけてしまうと芯が焦げてしまい1発でダメになってしまいます。

不良灯油には注意!

注意ポイント

  • 不良灯油を使うと芯がダメになってしまうことがあります。

1シーズンを越してしまった灯油、または直射日光に当たる場所においていた灯油など悪くなった灯油を使うと、いくら新品のストーブでも芯が堅くなってしまって火力が上がりません。

その時は芯交換が必要になります。不良灯油は色が黄ばんでいたり、すっぱいような匂いがします。

おすすめ対流式ストーブはこちら(6~9畳)

トヨトミ RB-250

6~9畳と比較的小さめの部屋でおすすめなのが、トヨトミのレインボーストーブことRB-250になります。

木造なら7畳まで、鉄筋コンクリートで9畳まで対応しています。

レインボーストーブの名前の通り、七色の炎がやさしくお部屋を照らします。

オススメのポイント

ポイント

  • ムーディな七色(レインボー)の炎
  • コストパフォーマンスも高い

七色に光る炎の秘密は特殊コーティングされている円筒ガラスにあります。

このガラスの効果で炎が七色に輝いて約40W相当の明るさになり、部屋の明かりを消してこのストーブだけにするととってもムーディな空間が出来上がります。

耐震機能はもちろん、ニオイセーブ消化機能や、万が一倒れた時に灯油がこぼれにくい二重タンク構造など機能面も充実、コストパフォーマンスにも優れています。

また、持ち運びもしやすくキャンプで使っている方も多いのではないでしょうか。

注意したいポイント

注意ポイント

  • 暖かくなるのは真上方向だけです

ストーブの真上は暖かくなりますが、側面は手をかざしてもそれほど暖かみはありません。

それでも、このストーブは小さめのお部屋を想定していますので暑くなりすぎないためにも、この仕様で問題ないのではないでしょうか。

また、対流式ストーブ全体に言えることですが、タンクが一体式となっています。灯油を入れる場合は注意が必要ですね。

レインボーな炎があなたを暖めます!

 

おすすめ対流式ストーブはこちら(10~15畳)

トヨトミ KR-47A

10~15畳クラスのおすすめストーブはトヨトミのKR-47Aになります。

こちらはレインボーストーブではなくスタンダードなタイプになりますが、目を引くのがレトロな落ち着いたカラーとデザインです。

しかし、このストーブは見た目だけではなく機能面においても大変充実したストーブになります。

おすすめのポイント

ポイント

  • 外見上からも暖かさを感じるデザイン
  • 基本的な快適・便利機能も標準搭載

一番の特徴であるデザイン面では丸みを帯びた可愛らしい形と、和室でも洋室でも合いそうなベージュのカラーです。

どうしてもストーブと言えば無機質な感じがするのですが、このKR-47Aは炎の暖かみだけではなく、外見上からも暖かみを感じることが出来ます。

機能面においても、円筒部分の上下で白光炎式、赤熱式の2つの燃焼方式を使い分けながら、その2つの良いとこどりをしてニオイが少なく、省エネと暖かさを併せ持ったダブルクリーン方式を搭載しています。

また、それだけではなく、ニオイセーブ消化機能や2重タンク構造、芯を最後まで使いきれる、でるでる芯機能も搭載しています!

注意したいポイント

こちらのストーブは限定発売になります。気になる方はお早目に!

デザインと機能が両立したストーブです!

 

おすすめ対流式ストーブはこちら(17畳以上)

コロナ SL-6621

わたしは対流式ストーブといえいば、このタイプが真っ先に思い浮かびます。

17畳以上のおすすめ対流式ストーブはコロナ SL-6619です!私の中では「The! 対流式ストーブ」ですね。

おすすめのポイント

ポイント

  • 上面だけでなく、側面でも感じる暖かさ
  • 遠赤外線で体の芯からポカポカ

このクラスになると、暖かみは上面だけではなく側面でも感じたいですよね。

このコロナ SLシリーズは遠赤外線のおかげで体の芯から暖まることが出来ます。また広い部屋でも全体がほんわりと暖かくなり、とても快適な空間を作り出してくれます。

また、ストーブの窓や隙間から見えるオレンジの光もとても良いです。静かな部屋の中でわずかに聞こえる燃焼音と、ほのかに揺らぐ炎を見ているだけでとても癒されてきます。

注意したいポイント

大きなお部屋を暖める能力だけに、特に灯油が満タンの時など持ち運びが少し大変です。また、暖房能力と引き換えに燃費が若干悪いのが注意ポイントです。

これこそ、The 対流式ストーブ!

-石油ストーブ