電気暖炉とは本当に燃えているような炎を疑似的に見せて、あたかも本物のような暖炉を再現した電気ファンヒーターの1つです。
暖房機器としての暖かさ、そしてインテリアとしての見た目からも人々を癒し快適性を提供しています。
炎のゆらぎが本物そっくりの電気暖炉
電気暖炉の炎は水蒸気のゆらめきと光の反射や屈折を利用して炎を再現しています。再現された炎はまるで本物のようなゆらめきと赤い発光で見た目からも暖かさを演出してくれます。
1/fゆらぎによる癒し効果
火や波、風をはじめとする自然現象は一定のリズムではなく、かといって全然不規則ともいえないリズムでもあります。この規則正しいリズムと全く規則性がないリズムの中間、いわゆる自然界の『ゆらぎ』のあるリズムが『1/fゆらぎ』と呼ばれています。
この1/fゆらぎは人に快適感やヒーリング効果を与えるとされています。皆さんはゆらぐ炎を見たり、波音、雨音を聞いたりすると心地いいと感じたり、見入ったり、聞き入ったりするこはありませんか?これはまさしく1/fゆらぎの癒し効果なのです。
電気暖炉の疑似的な炎も1/fゆらぎを再現しており、本物のようにゆらめく炎は視覚的にも心を癒して暖めてくれるのです。
人間は炎を恋しがる
現在、オール電化の住宅が増え、暖房もHPやエアコンを使われている方も多いかと思います。しかし、「やっぱり炎をみなければ暖まった感じがしない」とあえて炎が見えるストーブや薪ストーブを設置する方も少なくはありません。
これは1/fゆらぎによる癒し効果はもちろんですが、人間が古来から生活を共にしてきた炎を恋しがっているからではないでしょうか。
しかし、住宅事情から炎が見える暖房機器が設置できない、もしくは小さいお子さんや高齢の方がいて火の出る暖房機器は・・という方もいらっしゃいます。そんな方々にぴったりなのがこの電気暖炉なのです。
設置はかんたん
電気式暖炉は煙が出ないので煙突を設置する必要がありません。お部屋にコンセントがあれば特別な工事なく設置することが出来ます。
ということはマンションであっても防火地域に指定されていても問題なく設置できるのです。また本物の暖炉で必要な薪の心配もなく、当然薪置き場を作る必要なありません。
移動も簡単
必要なのはコンセントだけなので移動も可能です。重量が数十キロと少し重たいのですが「やっぱりこっちの位置に・・」や「別の部屋に・・」といった場合も対応可能なのも嬉しいですね。
暖房の目安は3~8畳程度
それでは肝心の暖房の能力をみてみましょう。電気暖炉は一般的に本体の下の部分からヒーターにて暖められた風が出て来ます。しかし一般的なファンヒーターと比べると、どうしても力不足は否めません。
補助暖房やスポット暖房がおすすめ
電気暖炉の暖房能力の目安は機種にもよりますが3~8畳程度になりますので、他の床暖房やエアコンをメイン暖房として電気暖炉は補助暖房やスポット暖房として使用されることをお勧めします。
ベストな組み合わせは足元を暖める床暖房との併用ですが、床暖房がなければホットカーペットで代用してもOKです。
メンテナンス
本物の暖炉は必要ススの掃除や煙突の掃除が必要なのですが、電気暖炉は電気式ですのでメンテナンスはほぼ必要ありません。
ゆらぐ炎を作り出すための電球が切れたときの交換や、簡単に外装やホコリを掃除するくらいで十分でしょう。
体でも心でも暖かさを感じましょう
心と体で暖かさを感じる電気暖炉は暖房機器としてだけでなく、お部屋のインタリアにも、いやし効果においてもおすすめになります。
設置もメンテナンスも簡単、お値段もお手頃な価格のものから販売されております。値段の差は炎の質と言ってもいいかもしれません。
より本物の炎に近いものをお求めであれば、ディンプレックス社の電気暖炉がおすすめです。こちらのメーカーは暖かさより炎の質を追求したメーカーで、世界中の有名ホテルにおいても採用されているメーカーになります。
快適な暖房生活を送るために電気暖炉はいかがでしょうか!