新しく買ったときは調子よく燃えているストーブですが、年々少しずつ調子がわるくなっていくものです。真冬の寒いときにストーブが故障で止まらないように、オフシーズンのうちに分解掃除されることをおすすめします。
ストーブは定期的なメンテナンスが必要です
気になる症状はありませんか?
臭いが気になる、燃え方がおかしい、着火しないときがあるなど、燃えてはいるけど新品で買ったときと違う症状が出始めたら分解掃除をおすすめします。
ストーブは他の家電製品なんかと違って部品の劣化が起こりやすい製品であり、安全・安心・快適に使うためには定期的なメンテナンスが必要です。
分解掃除は何年ごと?
よく何年ごとに分解掃除をやればいいの?と聞かれます。目安としては3~4年ごとですが、これはストーブの使用頻度によって変わってきます。
例えばリビングなどに設置しているストーブは他の部屋に比べて長い時間燃えるいるので、少し短めの間隔で分解掃除をしたほうがいいです。逆に夜の寝る前にすこしだけ使うといったストーブは分解掃除の感覚は長めでもいいかもしれません。
業者選びの注意点
ちゃんと整備までやってくれる業者を探しましょう
分解掃除といっても、その内容は業者によって千差万別です。ストーブの状態も確認しないでゴミだけを取り除く業者もいますし、ストーブがどんな状態でどんな故障が起こりそうなのかを見てくれる業者もいます。
せっかく分解掃除に出すのであれば、整備までしてくれる業者さんを探しましょう。探すときの業者を見極める最大のポイントが価格ではないでしょうか。ちゃんと見てくれる業者はそれなりの価格帯ですし、そうでもない業者は料金も安い所がおおいです。
業者選びに迷ったときは、かかる費用のだいたいの内訳を教えてもらいましょう。その時、部品代の割合が大きい業者さんが信頼できる業者だと思います。ストーブには消耗部品が何点かあります。その消耗部品さえ交換しない業者もいますのでご注意ください。かえって分解掃除することによって調子がわるくなる場合がありますよ。
確実なのはメーカーに問い合わせることです
どこのメーカーでも必ずアフターメンテナンスを行ってくれる地域の業者がいるはずです。メーカーに分解掃除の相談をすると近くの業者を紹介してくれるはずです。この業者はメーカーの看板を背負っているお店ですので下手なことが出来ません。言い換えると信頼できる業者で確実な分解掃除を行ってくれるはずです。すこし割高になってしまうかもしれませんが、その分高いレベルの安心と安全と快適があると思います。
ストーブの種類によっては買い替えも検討
年式が古いストーブ
分解掃除をお願いしたからといっても必ずしも調子が良くなるとは限りません。年数が経過しているストーブはメーカーからの部品供給がストップしているものも多く、直したくても直せない可能性があります。
また、年数が経つと燃焼系統はOKでも電気系統のトラブルが多くなります。突然ストーブが燃えないなんてこともあるかもしれません。中にはコンセントを抜いたらもう電源が入らなるケースもあります。
ストーブのタイプにもよりますが、目安としては10年位でしょうか。この時期が来たらストーブも買い替えることを視野にいれて分解掃除を検討してください。
安価なストーブ
ファンヒーターなどはもしかすると、分解掃除をするよりは新しい新品を購入したほうが安くすむ場合があります。
比較的能力が小さいモデルなどはホームセンターなどで1万円くらいで売られていることもあり、分解掃除をした時の工賃、部品代を考えるとその値段を超えてしまう場合が多々あります。
特に調子が悪くなってるし分解掃除に!となる前に近所のお店のチラシをチェックしましょう。